侘助わびすけ
ツバキ科の常緑低木で、ツバキと他種との雑種といわれる。花は小さく、半開のらっぱ状に咲く。学名の基準は白花のシロワビスケだが、江戸時代中期からワビスケと呼ばれてきたのは、淡紅色に白斑のあるコチョウワビスケである。茶人に好まれ、茶花に用いる。
裏千家の教室の記録では、新年最初の稽古に紅梅・黒侘助・白侘助を入れている。2月15日の稽古にトサミズキと黒侘助を入れた教室もある。別の教室の記録には、椿は少しだけ咲いた状態で入れることが多いが、侘助は開いたものを飾ると教わったとある。
表千家では、竹根花入に貝母と侘助を入れた例を載せる。