茶杓の銘
茶杓の銘辞典
全223の銘。読み・意味・こういうときに使う、を1つずつ。月で探すか、言葉で探す。
1月(睦月・炉) 19
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埋火うずみび
炉や火鉢の灰の中に埋めて、火持ちをよくした炭火。表には見えないが、灰の下でぬくもりを保ち続ける火をいう。冬の季語。
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寒月かんげつ
冬の夜空に冴えわたる月。冷たく澄んだ光をいう。冬の季語。
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寒梅かんばい
寒中に咲く梅。厳しい寒さの中でいち早く花を開く姿が古くから愛でられてきた。冬の季語。
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水仙すいせん
冬に白や黄の花を咲かせる、香りの高い草花。雪の中でも咲くことから「雪中花」の異名がある。冬の季語。
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宝船たからぶね
七福神が乗り、米俵や宝物を積んだ船。その絵を枕の下に敷いて寝るとよい初夢が見られるという正月の風習がある。新年の季語。
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千代の春ちよのはる
「千代」は千年、限りなく長い年月のこと。新しい年の春が末長く続くよう寿ぐ言葉。
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氷柱つらら
軒先や岩などから棒状に垂れ下がった氷。寒さの厳しさを目に見える形で表す景物。冬の季語。
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子の日ねのひ
正月最初の子の日のこと。平安時代の貴族は野に出て小松を引き、若菜を摘んで長寿を願った(子の日の遊び)。新年の季語。
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初釜はつがま
新しい年に初めて釜をかけて催す茶会のこと。稽古始めを兼ねて社中が集まることも多い。新年の季語。
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初音はつね
その年に初めて聞く鶯などの鳴き声。『源氏物語』の巻名にもあり、その巻には元日の情景が描かれる。春の季語。
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初春はつはる
新年のこと。旧暦では正月がほぼ春の始まりと重なったため、新年を「春」と呼んだ。新年の季語。
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初日はつひ
元日の朝に昇る太陽。初日の出を拝み、一年の無事を願う習わしがある。新年の季語。
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初夢はつゆめ
新年に初めて見る夢。その内容で一年の吉凶を占い、「一富士二鷹三茄子」は縁起のよい初夢として知られる。新年の季語。
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福寿ふくじゅ
福寿草のこと。旧暦の正月ごろに黄色い花を開くことから「元日草」とも呼ばれ、名のめでたさから正月の飾りに用いられる。新年の季語。
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蓬莱ほうらい
中国の伝説で、東の海にあり仙人が住むという不老不死の山。転じて、三方に米・昆布・橙などを盛る正月の祝い飾りも指す。新年の季語。
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雪折ゆきおれ
降り積もった雪の重みで、木の枝や竹が折れること。冬の季語。
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若菜わかな
春先に萌え出る、食べられる若い草。正月七日には七種の若菜を粥にして食べ、一年の無病息災を願う。新年の季語。
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若松わかまつ
若々しい松のこと。冬も緑を保つ松は長寿の象徴とされ、若松は門松や正月の生け花に用いられる。
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若水わかみず
元日の朝に初めて汲む水。年神に供えたり、雑煮や大福茶に用いたりする。新年の季語。
2月(如月・炉) 21
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埋火うずみび
炉や火鉢の灰の中に埋めて、火持ちをよくした炭火。表には見えないが、灰の下でぬくもりを保ち続ける火をいう。冬の季語。
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寒月かんげつ
冬の夜空に冴えわたる月。冷たく澄んだ光をいう。冬の季語。
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寒梅かんばい
寒中に咲く梅。厳しい寒さの中でいち早く花を開く姿が古くから愛でられてきた。冬の季語。
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氷柱つらら
軒先や岩などから棒状に垂れ下がった氷。寒さの厳しさを目に見える形で表す景物。冬の季語。
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初音はつね
その年に初めて聞く鶯などの鳴き声。『源氏物語』の巻名にもあり、その巻には元日の情景が描かれる。春の季語。
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淡雪あわゆき
春先に降る、うっすらと積もってはすぐに解ける雪。冬の雪と区別して、はかなさを感じさせる語。春の季語。
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暗香あんこう
どこからともなく漂ってくる花の香り、特に梅の香をいう。北宋の詩人・林逋の梅の詩の一節「暗香浮動月黄昏」で知られる。
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鶯うぐいす
春の訪れを告げる鳥で、「春告鳥」の異名を持つ。梅との取り合わせは「梅に鶯」として古くから親しまれている。春の季語。
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薄氷うすらい
春先、水面に薄く張った氷。日が差すとすぐに解けてしまう、はかない氷をいう。春の季語。
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梅が香うめがか
梅の花の香り。梅は古くから香りを愛でる花として和歌に詠まれてきた。春の季語。
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鬼やらいおにやらい
災いをもたらす鬼を追い払う儀式で、追儺(ついな)ともいう。もとは宮中で大晦日に行われ、のちに節分の豆まきと結びついた。
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東風こち
春先に東から吹く風。冬の氷を解かし、春を運ぶ風とされる。菅原道真の「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花」の歌でも知られる。春の季語。
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残雪ざんせつ
春になっても消えずに残っている雪。山の陰や峰に残る雪をいうことが多い。春の季語。
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下萌したもえ
早春、枯れ草の下や地面から草の芽が萌え出ること。冬枯れの中に見える、かすかな春の兆しをいう。春の季語。
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早春そうしゅん
春の初めのこと。立春を過ぎ、まだ寒さの残るころを指す。春の季語。
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初午はつうま
2月最初の午の日のこと。各地の稲荷神社で祭礼が行われる。春の季語。
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春霞はるがすみ
春に野山にたなびく霞。遠くの景色をやわらかくぼかし、のどかな春の気分を伝える。春の季語。
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福は内ふくはうち
節分の豆まきで唱える「鬼は外、福は内」の掛け声。家に福を招き入れる意味がある。
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雪間ゆきま
降り積もった雪が所々消え、地面がのぞいているところ。そこから芽吹く草は「雪間草」と呼ばれる。春の季語。
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余寒よかん
立春を過ぎてもなお残る寒さのこと。時候のあいさつ「余寒の候」にも使われる。春の季語。
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立春りっしゅん
二十四節気の第一で、暦の上で春が始まる日。2月4日ごろにあたり、その前日が節分。春の季語。
3月(弥生・炉) 22
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淡雪あわゆき
春先に降る、うっすらと積もってはすぐに解ける雪。冬の雪と区別して、はかなさを感じさせる語。春の季語。
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鶯うぐいす
春の訪れを告げる鳥で、「春告鳥」の異名を持つ。梅との取り合わせは「梅に鶯」として古くから親しまれている。春の季語。
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梅が香うめがか
梅の花の香り。梅は古くから香りを愛でる花として和歌に詠まれてきた。春の季語。
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東風こち
春先に東から吹く風。冬の氷を解かし、春を運ぶ風とされる。菅原道真の「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花」の歌でも知られる。春の季語。
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残雪ざんせつ
春になっても消えずに残っている雪。山の陰や峰に残る雪をいうことが多い。春の季語。
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下萌したもえ
早春、枯れ草の下や地面から草の芽が萌え出ること。冬枯れの中に見える、かすかな春の兆しをいう。春の季語。
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春霞はるがすみ
春に野山にたなびく霞。遠くの景色をやわらかくぼかし、のどかな春の気分を伝える。春の季語。
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朧月おぼろづき
春の夜、かすみにぼんやりと包まれて見える月。冬の冴えた月と対照的な、やわらかな月の姿をいう。春の季語。
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陽炎かげろう
春の暖かな日差しで地面が温められ、空気がゆらめいて見える現象。うららかな春の日の、はかない景色をいう。春の季語。
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帰雁きがん
秋に渡ってきた雁が、春になって北へ帰っていくこと。去っていくものを惜しむ情趣を含む語。春の季語。
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曲水きょくすい
曲水の宴のこと。庭の曲がりくねった流れのほとりに座り、上流から流される盃が自分の前を過ぎるまでに詩歌を詠む。もとは上巳(3月3日)の行事。
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胡蝶こちょう
蝶のこと。『荘子』の「胡蝶の夢」の故事でも知られる。春の季語。
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佐保姫さほひめ
春をつかさどる女神。奈良の佐保山に由来し、秋の女神・竜田姫と対をなす。春の季語。
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早蕨さわらび
芽を出したばかりの蕨。『万葉集』の志貴皇子の歌「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」で知られる。春の季語。
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桃源とうげん
陶淵明の『桃花源記』に描かれた、桃の林の奥にある俗世を離れた理想郷。桃源郷ともいう。
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流し雛ながしびな
3月3日に、紙などで作った雛に身の穢れを移して川や海に流す風習。上巳の祓えの習わしで、雛祭の源流の一つといわれる。春の季語。
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菜の花なのはな
春の野を黄色に染める花。利休忌には菜の花を供える習わしがある。春の季語。
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初桜はつざくら
その年に初めて咲いた桜。花の盛りを待つ気持ちを込めた語。春の季語。
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春雨はるさめ
春にしとしとと静かに降る、細かい雨。草木の芽吹きをうながす雨でもある。春の季語。
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雲雀ひばり
春の空高く舞い上がり、さえずり続ける鳥。のどかな春の野を思わせる。春の季語。
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弥生やよい
陰暦三月の異称。草木がいよいよ生い茂る意の「いやおい」が転じたという説が一般的。春の季語。
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若草わかくさ
春に萌え出たばかりの、やわらかくみずみずしい草。野山が緑づきはじめる仲春の景色をいう。春の季語。
4月(卯月・炉) 20
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朧月おぼろづき
春の夜、かすみにぼんやりと包まれて見える月。冬の冴えた月と対照的な、やわらかな月の姿をいう。春の季語。
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胡蝶こちょう
蝶のこと。『荘子』の「胡蝶の夢」の故事でも知られる。春の季語。
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若草わかくさ
春に萌え出たばかりの、やわらかくみずみずしい草。野山が緑づきはじめる仲春の景色をいう。春の季語。
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糸桜いとざくら
枝垂桜の別名。細い枝が糸のように垂れて花をつける姿から。春の季語。
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桜狩さくらがり
桜の花を求めて山野を訪ね歩くこと。「狩」は紅葉狩と同じく、花や景色を愛でて歩く意味。春の季語。
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清明せいめい
二十四節気のひとつで、4月5日頃にあたる。「清浄明潔」を略した語で、万物が清らかで生き生きとする頃を表す。
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惜春せきしゅん
過ぎていく春を惜しむこと。晩春の季語。
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花筏はないかだ
散った桜の花びらが水面に連なって流れていくさまを、筏に見立てた言葉。晩春の季語。葉の上に花をつける植物「ハナイカダ」の名にもなっている。
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花篝はなかがり
夜桜を照らすために焚く篝火。晩春の季語。闇に浮かぶ桜と炎の取り合わせを表す。
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花衣はなごろも
花見に出かけるときに着る晴れ着のこと。晩春の季語。華やいだ春の装いそのものを表す。
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花の宴はなのえん
桜の花を眺めながら催す宴。『源氏物語』の巻名「花宴」でも知られる。
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花冷えはなびえ
桜の咲く頃に、一時的に寒さが戻ること。春の季語。
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花吹雪はなふぶき
桜の花びらが風に舞い、吹雪のように散り乱れるさま。晩春の季語。
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花祭はなまつり
4月8日の灌仏会の通称。釈迦の誕生を祝い、花で飾った花御堂に誕生仏を安置して甘茶を注ぐ。
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花御堂はなみどう
灌仏会で誕生仏を安置する、屋根を花で葺いた小さな堂。参拝者は誕生仏に甘茶を注いで釈迦の誕生を祝う。
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藤波ふじなみ
藤の花房が風に揺れるさまを波に見立てた言葉。藤そのものの雅称としても使われ、和歌に多く詠まれてきた。
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八重桜やえざくら
花びらが幾重にも重なって咲く桜。ソメイヨシノより遅れて咲く。伊勢大輔の「いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな」(百人一首)で知られる。
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山吹やまぶき
晩春に黄金色の花を咲かせるバラ科の低木。春の季語。黄色を「山吹色」と呼ぶのはこの花の色から。
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行く春ゆくはる
過ぎ去ろうとする春のこと。晩春の季語。芭蕉の「行く春や鳥啼き魚の目は泪」(おくのほそ道)でも知られる。
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吉野山よしのやま
奈良県の桜の名所。古くから多くの和歌に詠まれ、桜の代名詞として扱われてきた。
5月(皐月・風炉) 20
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藤波ふじなみ
藤の花房が風に揺れるさまを波に見立てた言葉。藤そのものの雅称としても使われ、和歌に多く詠まれてきた。
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葵あおい
5月15日の葵祭(賀茂祭)で、社殿や行列の人々の装束に二葉葵を飾ることにちなむ。和歌では「あふひ(逢ふ日)」と掛けて詠まれた。
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青楓あおかえで
若葉の頃の、緑の楓。夏の季語。秋の紅葉に対して、初夏の楓の緑を愛でる言葉。
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青葉あおば
若葉が生い茂り、緑の濃くなった葉。夏の季語。
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卯の花うのはな
ウツギの白い花。初夏の季語。和歌では時鳥と取り合わせて詠まれることが多い。
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卯の花腐しうのはなくたし
卯の花が咲く頃に降り続く長雨。卯の花を腐らせるほどの雨という意味。夏の季語。
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杜若かきつばた
アヤメ科の多年草で、水辺に紫の花を咲かせる。『伊勢物語』の東下りで、「かきつばた」の五文字を句の頭に置いて詠んだ「からころも…」の歌が知られる。
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風薫るかぜかおる
初夏の風が若葉の香りを運んでくること。「薫風」を和語にした言い方で、夏の季語。
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薬玉くすだま
香料を袋に入れ、菖蒲や蓬などを添えて五色の糸を垂らした飾り。端午の節句に柱や簾に掛けて邪気を払った。茶席では端午に床に薬玉を飾り、重陽に茱萸嚢と掛け替える習わしがある。
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薫風くんぷう
初夏、青葉の香りを運んで吹くさわやかな風。夏の季語。
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初風炉しょぶろ
炉を閉じて、その年はじめて風炉を据えること。茶道では5月から10月までを風炉の季節とする。
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新茶しんちゃ
その年の新芽を摘んで作った茶。夏の季語。茶道では新茶を茶壺に詰めて寝かせ、11月の口切で初めて用いる。
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青嵐せいらん
青葉の頃に、木々を揺らして吹きわたるやや強い風。夏の季語。「あおあらし」とも読む。
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粽ちまき
笹などの葉で餅を包んで蒸したもの。端午の節句に食べる。夏の季語。
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茶摘ちゃつみ
茶の新芽を摘み取ること。八十八夜の前後から一番茶の摘み取りが始まる。春の季語。
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八十八夜はちじゅうはちや
立春から数えて八十八日目の日。「八十八夜の別れ霜」といい、この頃を境に霜の心配がなくなる。茶摘の目安とされる日でもある。
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麦秋ばくしゅう
麦が熟して刈り入れを迎える頃。「秋」は実りの時の意味。初夏の季語。
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時鳥ほととぎす
初夏に南から渡ってくる鳥。夏の季語。和歌では夏の訪れを告げる鳥として、その初音を待つ歌が多く詠まれた。
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若竹わかたけ
その年に生えた竹。筍が皮を脱いで若竹になる。夏の季語。
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若葉わかば
初夏の、萌え出て間もない木々の葉。夏の季語。芭蕉の「あらたふと青葉若葉の日の光」でも知られる。
6月(水無月・風炉) 21
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青葉あおば
若葉が生い茂り、緑の濃くなった葉。夏の季語。
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卯の花腐しうのはなくたし
卯の花が咲く頃に降り続く長雨。卯の花を腐らせるほどの雨という意味。夏の季語。
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麦秋ばくしゅう
麦が熟して刈り入れを迎える頃。「秋」は実りの時の意味。初夏の季語。
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時鳥ほととぎす
初夏に南から渡ってくる鳥。夏の季語。和歌では夏の訪れを告げる鳥として、その初音を待つ歌が多く詠まれた。
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若竹わかたけ
その年に生えた竹。筍が皮を脱いで若竹になる。夏の季語。
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青梅あおうめ
まだ熟していない青い梅の実。夏の季語。
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紫陽花あじさい
梅雨の頃に咲く花。咲き進むにつれて花の色が移ろうことから「七変化」の別名がある。夏の季語。
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水鶏くいな
水辺にすむクイナ科の鳥。夏の季語。その鳴き声が戸を叩く音に似ていることから、古典では「水鶏叩く」と詠まれた。
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苔清水こけしみず
苔の間を伝って流れる、清らかな湧き水。「清水」は夏の季語。
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更衣ころもがえ
季節に合わせて衣服を改めること。宮中では旧暦4月1日と10月1日に行われ、現在は6月1日と10月1日が目安。夏の季語。
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早乙女さおとめ
田植をする女性。夏の季語。かつては田植に早乙女が並び、田植歌をうたいながら苗を植えた。
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五月闇さつきやみ
五月雨の降る頃の、昼でも暗い空や、月の見えない夜の暗さ。夏の季語。
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早苗さなえ
苗代から田へ移し植える頃の稲の苗。夏の季語。
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五月雨さみだれ
旧暦五月に降る長雨、つまり梅雨のこと。夏の季語。芭蕉の「五月雨をあつめて早し最上川」でも知られる。
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茅の輪ちのわ
茅(ちがや)を束ねて作った大きな輪。夏越の祓で神社に設けられ、これをくぐって厄を祓う。
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夏越なごし
6月30日に行う「夏越の祓」のこと。半年分の穢れを祓い、残りの半年の無病息災を願う神事。
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夏草なつくさ
夏に生い茂る草。夏の季語。芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」(おくのほそ道)で知られる。
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夏木立なつこだち
葉が生い茂った夏の木々の群れ。夏の季語。
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夏衣なつごろも
夏に着る薄手の衣。夏の季語。和歌にも多く詠まれた言葉。
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蛍ほたる
初夏の夜、水辺で光を放って飛ぶ虫。夏の季語。七十二候の「腐草為蛍」は、腐った草が蛍になると考えた昔の見方による。
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水無月みなづき
旧暦六月の異称。また、京都で夏越の祓の日に食べる、ういろうに小豆をのせた三角形の菓子の名でもある。
7月(文月・風炉) 20
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夏木立なつこだち
葉が生い茂った夏の木々の群れ。夏の季語。
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秋隣あきどなり
夏の終わりに、秋がすぐそこまで来ていると感じること。晩夏の季語で、「秋近し」ともいう。
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朝顔あさがお
夏の早朝に花を開き、日が高くなるとしぼむつる性の草花。江戸時代には色や形の変わった朝顔の栽培が流行した。俳句では秋の季語になる。
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天の川あまのがわ
夜空に川のように帯状に見える無数の星の集まり。七夕の伝説では牽牛と織女を隔てる川とされる。夜空が澄む初秋によく見えることから、俳句では秋の季語。
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岩清水いわしみず
岩の間から湧き出る清らかな水。夏の季語「清水」の一つで、言葉だけで冷たさと涼しさを感じさせる。
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空蝉うつせみ
蝉の抜け殻のこと。古くは「この世」や「この世に生きる人」の意味でも使われ、はかなさを感じさせる言葉。『源氏物語』の巻名でもある。
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鵲の橋かささぎのはし
七夕の夜、鵲(かささぎ)が翼を連ねて天の川に橋をかけ、織女を牽牛のもとへ渡すという中国の伝説から。「鵲橋(じゃっきょう)」ともいう。
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梶の葉かじのは
クワ科の梶の木の葉。昔は七夕に梶の葉へ和歌や願いごとを書いて星に手向けた。茶道では、梶の葉を水指の蓋にする「葉蓋」の点前がある。
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祇園囃子ぎおんばやし
京都・八坂神社の祇園祭で、鉾の上などで奏でられる鉦・笛・太鼓の囃子。「コンチキチン」の音で知られ、京都の7月を象徴する音。
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雲の峰くものみね
夏の空に、山の峰のようにわき立つ積乱雲。いわゆる入道雲のことで、夏の季語。
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蝉時雨せみしぐれ
たくさんの蝉がいっせいに鳴きたてる声を、時雨の降る音にたとえた言葉。夏の季語。
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七夕たなばた
7月7日の夜、天の川をはさんだ牽牛星と織女星が年に一度会うという伝説にもとづく星祭り。中国の乞巧奠が伝わって宮中行事となり、五節句のひとつ(七夕の節句)に数えられる。
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撫子なでしこ
秋の七草のひとつで、夏から秋にかけて薄紅色の可憐な花を咲かせる。万葉の頃から和歌に詠まれてきた。
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蓮はす
泥の中から茎を伸ばし、水面の上に花を咲かせる水生植物。花は早朝に開き、昼には閉じる。仏教では極楽浄土の花とされ、仏事と縁が深い。
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花火はなび
火薬を使って夜空に光と色を描く花火。江戸時代から夏の夜の楽しみとして親しまれてきた。伝統的な歳時記では初秋の季語に入る。
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星合ほしあい
七夕の夜に、牽牛星と織女星が天の川を渡って出会うこと。「星合の空」などと詠まれ、俳句では秋の季語になる。
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夕顔ゆうがお
夏の夕方に白い花を開き、翌朝にはしぼむウリ科の植物。実は干瓢の原料になる。『源氏物語』の巻名でもある。
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夕涼みゆうすずみ
夏の夕方、日が傾いてから縁側や川辺などに出て涼むこと。夏の季語。
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夕立ゆうだち
夏の午後から夕方にかけて急に降り出し、短い時間で上がる激しいにわか雨。雷を伴うことが多く、上がったあとは涼しさが戻る。夏の季語。
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涼風りょうふう
夏の終わりから秋のはじめにかけて吹く涼しい風。「すずかぜ」とも読み、七十二候では立秋の初候を「涼風至(すずかぜいたる)」という。
8月(葉月・風炉) 22
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朝顔あさがお
夏の早朝に花を開き、日が高くなるとしぼむつる性の草花。江戸時代には色や形の変わった朝顔の栽培が流行した。俳句では秋の季語になる。
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天の川あまのがわ
夜空に川のように帯状に見える無数の星の集まり。七夕の伝説では牽牛と織女を隔てる川とされる。夜空が澄む初秋によく見えることから、俳句では秋の季語。
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雲の峰くものみね
夏の空に、山の峰のようにわき立つ積乱雲。いわゆる入道雲のことで、夏の季語。
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蝉時雨せみしぐれ
たくさんの蝉がいっせいに鳴きたてる声を、時雨の降る音にたとえた言葉。夏の季語。
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撫子なでしこ
秋の七草のひとつで、夏から秋にかけて薄紅色の可憐な花を咲かせる。万葉の頃から和歌に詠まれてきた。
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花火はなび
火薬を使って夜空に光と色を描く花火。江戸時代から夏の夜の楽しみとして親しまれてきた。伝統的な歳時記では初秋の季語に入る。
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夕立ゆうだち
夏の午後から夕方にかけて急に降り出し、短い時間で上がる激しいにわか雨。雷を伴うことが多く、上がったあとは涼しさが戻る。夏の季語。
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涼風りょうふう
夏の終わりから秋のはじめにかけて吹く涼しい風。「すずかぜ」とも読み、七十二候では立秋の初候を「涼風至(すずかぜいたる)」という。
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朝霧あさぎり
秋の朝に立ちこめる霧。俳句では春は「霞」、秋は「霧」と呼び分け、霧は秋の季語になる。
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稲妻いなずま
雷の光のこと。稲が実る時期に多く、雷光が稲を実らせると考えられたことから「稲の夫(つま)」の意で稲妻と呼ばれる。俳句では秋の季語。
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送り火おくりび
盆の終わりに、迎えた先祖の霊をあの世へ送り返すために焚く火。京都の五山送り火が広く知られる。
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女郎花おみなえし
秋の七草のひとつで、細い茎の先に小さな黄色い花を集めて咲かせる。古くから和歌に詠まれてきた秋草。
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今朝の秋けさのあき
立秋の日の朝のこと。暑さは変わらなくても、暦の上で秋になった朝のあらたまった気分を表す季語。
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残暑ざんしょ
立秋を過ぎてもなお残る暑さ。この時期から、季節のあいさつは「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わる。
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新涼しんりょう
秋のはじめに感じる、新しい涼しさ。夏の暑さのあとにふと訪れる、ひんやりとした朝夕の空気を表す初秋の季語。
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大文字だいもんじ
京都の五山送り火のうち、東山の大文字山に灯される「大」の字の火。8月16日の夜に灯され、京都の夏の終わりを告げる行事として知られる。
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灯籠とうろう
盆に先祖の霊を迎え、供養するために灯す灯籠。川や海に流す灯籠流しも各地で行われ、俳句では盆にちなむ秋の季語になる。
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初秋はつあき
秋のはじめ。暦の上では立秋から白露の前までをいい、暑さが残る中にも、朝夕の風や空の色に秋の気配が見え始める頃。「しょしゅう」とも読む。
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初嵐はつあらし
秋のはじめに吹く、やや強い風。野分(台風)ほど激しくはなく、秋の訪れを知らせる風として詠まれる。
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蜩ひぐらし
夏の終わりから初秋にかけて、明け方や夕方に「カナカナ」と澄んだ声で鳴く蝉。俳句では秋の季語で、七十二候の「寒蝉鳴」も「ひぐらしなく」と読む。
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星月夜ほしづきよ
月のない夜に、星の光で月夜のように明るく見える空のこと。「ほしづくよ」とも読み、空気の澄む秋の季語。
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迎え火むかえび
盆の入りに、先祖の霊を迎えるために家の門口などで焚く火。麻の茎を干した苧殻(おがら)を焚くことが多い。
9月(長月・風炉) 22
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朝霧あさぎり
秋の朝に立ちこめる霧。俳句では春は「霞」、秋は「霧」と呼び分け、霧は秋の季語になる。
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稲妻いなずま
雷の光のこと。稲が実る時期に多く、雷光が稲を実らせると考えられたことから「稲の夫(つま)」の意で稲妻と呼ばれる。俳句では秋の季語。
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女郎花おみなえし
秋の七草のひとつで、細い茎の先に小さな黄色い花を集めて咲かせる。古くから和歌に詠まれてきた秋草。
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初嵐はつあらし
秋のはじめに吹く、やや強い風。野分(台風)ほど激しくはなく、秋の訪れを知らせる風として詠まれる。
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十六夜いざよい
陰暦16日の夜の月、特に陰暦8月16日の月。満月より少し遅れて、ためらうように出てくることから、「いさよう(ためらう)」に由来して名づけられた。
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稲穂いなほ
実って頭を垂れる稲の穂。七十二候の「禾乃登(こくものすなわちみのる)」は、稲などの穀物が実る時期を表す。
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尾花おばな
穂の出た薄(すすき)のこと。穂の形が獣の尾に似ることからこう呼ばれ、秋の七草のひとつ。月見の供えものとして欠かせない。
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菊慈童きくじどう
能の曲名。古代中国の王に仕えた少年が山中に流され、菊の葉に書いた経文の露を飲んで不老長寿を保ったという話による。重陽と結びつき、長寿を祝う意味をもつ。
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菊の露きくのつゆ
菊の花に置いた露。菊の露を飲んで長寿を得たという中国の故事にちなみ、長寿を願う言葉として重陽の節句と結びつく。
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着せ綿きせわた
重陽の前夜に菊の花に真綿をかぶせ、翌朝、露と香りを含んだその綿で顔や体をぬぐって長寿を願った宮中の風習。「菊の着せ綿」ともいう。
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白露しらつゆ
草の葉などに宿って白く光る露。二十四節気では9月7日頃を「白露(はくろ)」といい、秋が深まって露が目立ち始める頃を指す。
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鈴虫すずむし
秋に「リーン、リーン」と鈴を振るような澄んだ声で鳴く虫。『源氏物語』の巻名でもある。
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千草ちぐさ
いろいろな種類の草。特に秋の野に咲き乱れるさまざまな草花をいい、「八千草(やちぐさ)」ともいう。
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重陽ちょうよう
9月9日の節句。一桁の陽数(奇数)でいちばん大きい九が重なる日で、五節句のひとつ。菊の節句とも呼ばれ、菊の花で長寿を願う。
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野分のわき
秋に野の草を分けて吹き抜ける強い風のことで、今でいう台風やその前後の暴風。『源氏物語』の巻名でもある。
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萩はぎ
マメ科の低木で、秋の七草のひとつ。しなやかな枝に紅紫や白の小さな花を咲かせ、万葉集で最も多く詠まれた植物として知られる。秋の彼岸に供える「おはぎ」の名も、この花にちなむ。
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初雁はつかり
秋になって北の国から初めて渡ってくる雁。また、その鳴き声。秋の季語。
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松虫まつむし
秋の夜に「チンチロリン」と鳴く虫。古くから秋の野を代表する虫として親しまれ、能の曲名にもなっている。
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待宵まつよい
陰暦8月14日の宵のこと。翌日の名月を待つ宵の意で、その夜の月も指す。
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虫の音むしのね
秋の夜に鳴く鈴虫・松虫・こおろぎなどの声。古くから和歌に詠まれ、秋の夜長の風情を表す秋の季語。
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名月めいげつ
陰暦8月15日の夜の月、中秋の名月のこと。一年でいちばん美しい月として、薄や月見団子、里芋などを供えて月見をする。里芋を供えることから「芋名月」とも呼ぶ。
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望月もちづき
陰暦十五日の夜の、満ちた月。満月のことで、特に中秋の満月を指して使われることが多い。
10月(神無月・風炉) 19
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初雁はつかり
秋になって北の国から初めて渡ってくる雁。また、その鳴き声。秋の季語。
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小倉山おぐらやま
京都・嵯峨にある山で、紅葉の名所として古くから和歌に詠まれた歌枕。藤原定家がこの地の山荘で百人一首を選んだと伝わり、「小倉百人一首」の名のもとになった。
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落穂おちぼ
稲を刈り取ったあとの田に落ちている稲穂のこと。秋の季語で、収穫を終えた田の静かな様子を表す。
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案山子かかし
田畑に立てて鳥や獣を追い払う人形のこと。秋の季語で、実りの秋の田園風景を表す。
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錦秋きんしゅう
紅葉が錦の織物のように色とりどりに美しい秋のこと。木々が最も華やかに色づく晩秋を表す。
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残菊ざんぎく
重陽の節句(旧暦九月九日)を過ぎてもなお咲き残っている菊のこと。秋の季語で、盛りを過ぎたものの風情をいう。
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時雨しぐれ
晩秋から初冬にかけて、降ったりやんだりする冷たい雨のこと。冬の季語で、和歌や俳諧では季節の移ろいやはかなさを表す言葉として多く詠まれてきた。
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十三夜じゅうさんや
旧暦九月十三日の夜の月のこと。八月の十五夜に次ぐ月見の夜で、「後の月」「栗名月」「豆名月」とも呼ばれる。秋の季語。
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竜田川たつたがわ
奈良県を流れる川で、紅葉の名所として知られる歌枕。百人一首の在原業平の歌「ちはやぶる神代もきかず竜田川」で広く知られる。
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竜田姫たつたひめ
秋をつかさどる女神のこと。奈良の竜田山を神格化したもので、木々を紅葉に染めると考えられた。春の「佐保姫」と対になる、秋の季語。
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照葉てりは
紅葉した木の葉が日の光に照り映えて輝くこと。晩秋の季語で、紅葉の中でも光をうけた明るさに目を向けた言葉。
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名残なごり
過ぎ去るものを惜しむ気持ちのこと。茶の湯では10月を「名残の月」と呼び、口切で封を切った茶壺の茶が残り少なくなる頃で、半年続いた風炉の季節も終わりに近づく。
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野菊のぎく
野に咲く菊の総称で、ノコンギクやヨメナなどを指す。秋の季語で、栽培された菊にはない素朴な姿をいう。
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初時雨はつしぐれ
その冬に初めて降る時雨のこと。冬の季語で、松尾芭蕉の句「初しぐれ猿も小蓑をほしげなり」でも知られる。
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初霜はつしも
その年に初めて降りる霜のこと。冬の季語で、本格的な寒さの訪れを知らせるものとされる。
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紅葉もみじ
秋に木の葉が赤や黄に色づくこと、またその葉。秋の季語で、特に楓の色づきを指すことが多い。
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行く秋ゆくあき
過ぎ去ろうとしている秋のこと。晩秋の季語で、終わっていく季節を惜しむ気持ちがこもる。
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夜寒よさむ
晩秋、夜になるとひときわ寒さを感じること。秋の季語で、冬の寒さとは違う、秋の終わりの肌寒さをいう。
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夜長よなが
秋になって夜が長く感じられること。実際に夜が最も長いのは冬至の頃だが、季語としては秋に置かれる。
11月(霜月・炉) 22
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小倉山おぐらやま
京都・嵯峨にある山で、紅葉の名所として古くから和歌に詠まれた歌枕。藤原定家がこの地の山荘で百人一首を選んだと伝わり、「小倉百人一首」の名のもとになった。
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錦秋きんしゅう
紅葉が錦の織物のように色とりどりに美しい秋のこと。木々が最も華やかに色づく晩秋を表す。
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時雨しぐれ
晩秋から初冬にかけて、降ったりやんだりする冷たい雨のこと。冬の季語で、和歌や俳諧では季節の移ろいやはかなさを表す言葉として多く詠まれてきた。
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竜田川たつたがわ
奈良県を流れる川で、紅葉の名所として知られる歌枕。百人一首の在原業平の歌「ちはやぶる神代もきかず竜田川」で広く知られる。
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竜田姫たつたひめ
秋をつかさどる女神のこと。奈良の竜田山を神格化したもので、木々を紅葉に染めると考えられた。春の「佐保姫」と対になる、秋の季語。
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照葉てりは
紅葉した木の葉が日の光に照り映えて輝くこと。晩秋の季語で、紅葉の中でも光をうけた明るさに目を向けた言葉。
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初時雨はつしぐれ
その冬に初めて降る時雨のこと。冬の季語で、松尾芭蕉の句「初しぐれ猿も小蓑をほしげなり」でも知られる。
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初霜はつしも
その年に初めて降りる霜のこと。冬の季語で、本格的な寒さの訪れを知らせるものとされる。
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紅葉もみじ
秋に木の葉が赤や黄に色づくこと、またその葉。秋の季語で、特に楓の色づきを指すことが多い。
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亥の子いのこ
旧暦十月(亥の月)の亥の日に、亥の子餅を食べて無病息災や子孫繁栄を願う行事。茶の湯では、亥は五行で水にあたり火を防ぐとされることから、炉開きを亥の日に行う習わしがあり、亥の子餅を菓子に用いる。
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落葉おちば
散り落ちた木の葉のこと。冬の季語で、葉を落としてゆく木々や、地面に積もった葉の風情を表す。
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帰り花かえりばな
初冬の暖かい日に、桜や山吹、躑躅などが季節はずれに花を咲かせること、またその花。冬の季語で、「返り花」とも書く。
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枯野かれの
草木が枯れはてた冬の野原のこと。冬の季語で、寂しさの中に静かな美しさを見る言葉。
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寒菊かんぎく
冬に咲く菊のこと。ほかの花が少なくなる季節に咲くことから、冬の季語として寒さの中のけなげさを表す。
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口切くちきり
初夏に摘んだ新茶を茶壺に詰めて寝かせておき、11月にその壺の封(口)を切って茶を挽くこと。その茶でもてなす口切の茶事は、改まった格式の高い茶事とされる。
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木枯こがらし
晩秋から初冬にかけて吹く、冷たく強い北風のこと。冬の季語で、木の葉を吹き散らして木を枯らすことからこの名がある。
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小春こはる
陰暦十月の異称で、初冬に訪れる春のように暖かい日和のこと。冬の季語で、「小春日和」の形でもよく使われる。
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山茶花さざんか
晩秋から冬にかけて咲くツバキ科の花。冬の季語で、花びらが一枚ずつ散るところが椿との違いとされる。
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霜夜しもよ
霜が降りるほど冷え込んだ夜のこと。冬の季語で、澄んだ寒さと静けさを表す。
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千歳ちとせ
千年、長い年月のこと。長寿や末永い繁栄を願う祝いの言葉で、七五三の千歳飴の名にも使われている。
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散紅葉ちりもみじ
散り落ちる紅葉、また散り敷いた紅葉の葉のこと。冬の季語で、盛りを過ぎた紅葉の風情を表す。
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炉開きろびらき
風炉を片付け、畳に切った炉を開いて使い始めること。茶の湯ではここから冬の炉の季節に入り、「茶人の正月」ともいわれる。
12月(師走・炉) 20
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埋火うずみび
炉や火鉢の灰の中に埋めて、火持ちをよくした炭火。表には見えないが、灰の下でぬくもりを保ち続ける火をいう。冬の季語。
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寒月かんげつ
冬の夜空に冴えわたる月。冷たく澄んだ光をいう。冬の季語。
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落葉おちば
散り落ちた木の葉のこと。冬の季語で、葉を落としてゆく木々や、地面に積もった葉の風情を表す。
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枯野かれの
草木が枯れはてた冬の野原のこと。冬の季語で、寂しさの中に静かな美しさを見る言葉。
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寒菊かんぎく
冬に咲く菊のこと。ほかの花が少なくなる季節に咲くことから、冬の季語として寒さの中のけなげさを表す。
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木枯こがらし
晩秋から初冬にかけて吹く、冷たく強い北風のこと。冬の季語で、木の葉を吹き散らして木を枯らすことからこの名がある。
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山茶花さざんか
晩秋から冬にかけて咲くツバキ科の花。冬の季語で、花びらが一枚ずつ散るところが椿との違いとされる。
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霜夜しもよ
霜が降りるほど冷え込んだ夜のこと。冬の季語で、澄んだ寒さと静けさを表す。
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一陽来復いちようらいふく
陰が極まって陽がかえってくることを表す易の言葉で、冬至のこと。冬至を境に日が長くなり始めることから、悪いことが続いたあとに良い方へ向かう意味でも使われる。
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風花かざはな
晴れた日に、風に乗って花びらのように舞う雪のこと。冬の季語で、山に降った雪が風で運ばれてくるものをいう。
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事始めことはじめ
12月13日に正月の準備を始めること。煤払いなどをして年神を迎える支度に取りかかる日とされ、京都では芸妓・舞妓が師匠や世話になった家へ挨拶に回る習わしが知られる。
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霜柱しもばしら
冬の寒い朝、土の中の水分が凍って細い柱のように地表を持ち上げたもの。冬の季語。
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除夜じょや
大晦日の夜のこと。古い年を除く(終える)夜という意味で、寺々では除夜の鐘がつかれる。
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千鳥ちどり
水辺に群れてすむ小さな鳥。冬の季語で、和歌では冬の浜辺や川辺の景物として多く詠まれてきた。
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冬至とうじ
二十四節気のひとつで、一年で最も昼が短く夜が長い日。12月22日頃にあたり、柚子湯に入ったり南瓜を食べたりする風習がある。
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年忘れとしわすれ
年の暮れに、その年の苦労を忘れるために親しい人が集まること。冬の季語で、いまの忘年会にあたる。
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初雪はつゆき
その冬に初めて降る雪のこと。冬の季語で、季節が本格的な冬に入ったことを知らせる。
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冬木立ふゆこだち
葉を落とした冬の木々が立ち並んでいる様子のこと。冬の季語で、飾りを落とした簡素な景色を表す。
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冬籠ふゆごもり
冬の寒さを避けて家にこもって過ごすこと。冬の季語で、静かに春を待つ暮らしを表す。
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夜咄よばなし
冬の夜、日の暮れから始める茶事のこと。手燭や短檠などの灯りのもとで行い、炉の火と灯りの趣を楽しむ。
通年 27
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相生あいおい
根元から二本の幹が寄り添って伸びる松を「相生の松」といい、夫婦がともに長生きすることにたとえます。謡曲「高砂」で知られます。
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一期一会いちごいちえ
一生に一度の出会い、の意。どの茶会も二度と同じ時はないと心得て、主客ともに誠を尽くすことをいいます。井伊直弼が『茶湯一会集』で説いたことで広く知られます。
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閑かん
しずか、のどか、の意。せわしなさを離れた、落ち着いたひとときを表します。
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吉祥きちじょう
よいことが起こるしるし、めでたいこと、の意です。
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喫茶去きっさこ
「まあ、お茶を一服」の意。趙州録に、趙州和尚が訪ねてきた僧に、来たことがある者にもない者にも分け隔てなく「喫茶去」と言った話があり、区別をしない心を表す語とされます。
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好日こうじつ
よい日、の意。碧巌録にある雲門の言葉「日日是好日」に由来し、晴れの日も雨の日もその日をそのまま受け取る心を表します。
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寿ことぶき
めでたいこと、長寿を祝うこと、の意。慶びごとを表す代表的な一字です。
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山雲さんうん
山にかかる雲のこと。動かない山と、自在に行き来する雲の取り合わせで、ゆったりとした自然のままの姿を表します。
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松樹しょうじゅ
松の木のこと。禅語「松樹千年翠」のように、時が移っても色を変えない松の緑に、変わらないものの尊さを重ねます。常緑の松は長寿のめでたさの象徴でもあります。
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清浄しょうじょう
けがれがなく清らかなこと。仏教で心身の清らかさをいう言葉で、茶の湯で道具や心を清めることにも通じます。
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末広すえひろ
扇の別名です。扇が先に向かって広がる形から、次第に栄えていくことを表すめでたい言葉として使われます。
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瑞雲ずいうん
めでたいことの前ぶれとして現れる雲、の意。吉兆を表す言葉です。
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清風せいふう
すがすがしい風、の意。禅語では心のちりを払う清らかさを表し、「清風払明月」などの句で親しまれています。
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高砂たかさご
謡曲「高砂」から取った銘です。高砂の松と住吉の松が夫婦にたとえられ、夫婦和合と長寿を祝うめでたい言葉として親しまれています。
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知足ちそく
足るを知る、の意。今あるもので満ち足りることを知る心で、『老子』の「足るを知る者は富む」が知られます。龍安寺のつくばいに刻まれた「吾唯足知」もこの心です。
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千代ちよ
千年、限りなく長い年月の意。古歌にも詠まれてきた、末長い繁栄を願う言葉です。
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而今にこん
「いま、この時」の意。過ぎたことや先のことにとらわれず、今この瞬間を大切に生きることをいいます。道元の正法眼蔵にも見える言葉です。
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日々是好日にちにちこれこうじつ
碧巌録第六則、雲門の言葉です。毎日がよい日だという意味ですが、よいことが起きるからではなく、どんな日もかけがえのない一日として生きる心を説きます。
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白雲はくうん
白い雲のこと。禅語では「青山元不動 白雲自去来」の句のように、何にもとらわれず自由に行き来するものとして詠まれます。
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平常心びょうじょうしん
ふだんのままの心こそが道である、という意味です。無門関第十九則で、南泉和尚が趙州の「道とは何か」という問いに「平常心是道」と答えた話から来ています。
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無事ぶじ
「何事もない」というだけでなく、外に何かを求める心をやめて満ち足りている境地をいう禅語です。臨済録の「無事是貴人(ぶじこれきにん)」の句がよく知られます。
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本来無一物ほんらいむいちもつ
もともと執着すべきものは何ひとつない、という意味です。六祖慧能の偈の一句として六祖壇経に伝わります。
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松風まつかぜ
松の梢を渡る風の音のこと。茶の湯では釜の湯が煮える音を「松風」と呼び、茶の湯になじみの深い言葉です。
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無心むしん
分別や執着を離れた、とらわれのない心のことです。禅で大切にされる心のあり方を表します。
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楽らく
たのしむ、やすらか、の意。肩の力を抜いて茶の湯を楽しむ心を表す一字です。
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和わ
なごやか、互いに心を合わせること。和敬清寂の「和」で、主客がなごやかに一座をつくる茶の湯の心を表す一字です。
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和敬清寂わけいせいじゃく
和(なごやか)・敬(うやまう)・清(きよらか)・寂(しずか)の四つで、茶の湯の心を表す言葉です。裏千家では茶道の根本の精神として大切にされています。