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7月文月(ふみづき)風炉
暑さの本番。朝の涼しいうちに茶事をする『朝茶』、七夕の趣向。水と涼が主役
- 点前・しつらえ
- 風炉の点前。朝茶事の季節。裏千家の夏の点前『葉蓋』『洗い茶巾』で涼を見せる
- 行事
- 七夕・朝茶・祇園祭・土用
- 茶花の例
- 木槿・桔梗・宗旦木槿・矢筈薄・浜茄子
- 菓子の例
- 葛焼き・水羊羹・錦玉・七夕の菓子
この月の節気と七十二候
- 小暑しょうしょ・07/07〜温風至あつかぜいたる 暖かい風が吹いてくる蓮始開はすはじめてひらく 蓮の花が開き始める鷹乃学習たかすなわちわざをならう 鷹の雛が飛び方を覚える
- 大暑たいしょ・07/23〜桐始結花きりはじめてはなをむすぶ 桐の花が実を結び始める土潤溽暑つちうるおうてむしあつし 土が湿って蒸し暑くなる大雨時行たいうときどきふる 時として大雨が降る
この月の茶杓の銘 20
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夏木立なつこだち
葉が生い茂った夏の木々の群れ。夏の季語。
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秋隣あきどなり
夏の終わりに、秋がすぐそこまで来ていると感じること。晩夏の季語で、「秋近し」ともいう。
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朝顔あさがお
夏の早朝に花を開き、日が高くなるとしぼむつる性の草花。江戸時代には色や形の変わった朝顔の栽培が流行した。俳句では秋の季語になる。
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天の川あまのがわ
夜空に川のように帯状に見える無数の星の集まり。七夕の伝説では牽牛と織女を隔てる川とされる。夜空が澄む初秋によく見えることから、俳句では秋の季語。
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岩清水いわしみず
岩の間から湧き出る清らかな水。夏の季語「清水」の一つで、言葉だけで冷たさと涼しさを感じさせる。
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空蝉うつせみ
蝉の抜け殻のこと。古くは「この世」や「この世に生きる人」の意味でも使われ、はかなさを感じさせる言葉。『源氏物語』の巻名でもある。
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鵲の橋かささぎのはし
七夕の夜、鵲(かささぎ)が翼を連ねて天の川に橋をかけ、織女を牽牛のもとへ渡すという中国の伝説から。「鵲橋(じゃっきょう)」ともいう。
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梶の葉かじのは
クワ科の梶の木の葉。昔は七夕に梶の葉へ和歌や願いごとを書いて星に手向けた。茶道では、梶の葉を水指の蓋にする「葉蓋」の点前がある。
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祇園囃子ぎおんばやし
京都・八坂神社の祇園祭で、鉾の上などで奏でられる鉦・笛・太鼓の囃子。「コンチキチン」の音で知られ、京都の7月を象徴する音。
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雲の峰くものみね
夏の空に、山の峰のようにわき立つ積乱雲。いわゆる入道雲のことで、夏の季語。
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蝉時雨せみしぐれ
たくさんの蝉がいっせいに鳴きたてる声を、時雨の降る音にたとえた言葉。夏の季語。
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七夕たなばた
7月7日の夜、天の川をはさんだ牽牛星と織女星が年に一度会うという伝説にもとづく星祭り。中国の乞巧奠が伝わって宮中行事となり、五節句のひとつ(七夕の節句)に数えられる。
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撫子なでしこ
秋の七草のひとつで、夏から秋にかけて薄紅色の可憐な花を咲かせる。万葉の頃から和歌に詠まれてきた。
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蓮はす
泥の中から茎を伸ばし、水面の上に花を咲かせる水生植物。花は早朝に開き、昼には閉じる。仏教では極楽浄土の花とされ、仏事と縁が深い。
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花火はなび
火薬を使って夜空に光と色を描く花火。江戸時代から夏の夜の楽しみとして親しまれてきた。伝統的な歳時記では初秋の季語に入る。
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星合ほしあい
七夕の夜に、牽牛星と織女星が天の川を渡って出会うこと。「星合の空」などと詠まれ、俳句では秋の季語になる。
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夕顔ゆうがお
夏の夕方に白い花を開き、翌朝にはしぼむウリ科の植物。実は干瓢の原料になる。『源氏物語』の巻名でもある。
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夕涼みゆうすずみ
夏の夕方、日が傾いてから縁側や川辺などに出て涼むこと。夏の季語。
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夕立ゆうだち
夏の午後から夕方にかけて急に降り出し、短い時間で上がる激しいにわか雨。雷を伴うことが多く、上がったあとは涼しさが戻る。夏の季語。
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涼風りょうふう
夏の終わりから秋のはじめにかけて吹く涼しい風。「すずかぜ」とも読み、七十二候では立秋の初候を「涼風至(すずかぜいたる)」という。