月ごと › 12月
12月師走(しわす)炉
一年を締める月。夜咄の灯り、冬至の柚子、除夜の鐘。『無事』に年を越す心
- 点前・しつらえ
- 炉の点前。冬の夜に灯りで行う『夜咄』の茶事。12月13日の事始め。年の瀬の除夜釜
- 行事
- 事始め・夜咄・冬至・除夜・歳暮
- 茶花の例
- 椿・寒菊・水仙・千両・白玉椿
- 菓子の例
- 柚子の菓子・雪の菓子・歳暮の干菓子
この月の節気と七十二候
- 大雪たいせつ・12/07〜閉塞成冬そらさむくふゆとなる 天地の気が塞がって冬となる熊蟄穴くまあなにこもる 熊が冬眠のために穴に隠れる鱖魚群さけのうおむらがる 鮭が群がり川を上る
- 冬至とうじ・12/22〜乃東生なつかれくさしょうず 夏枯草が芽を出す麋角解さわしかのつのおつる 大鹿が角を落とす雪下出麦ゆきわたりてむぎのびる 雪の下で麦が芽を出す
この月の茶杓の銘 20
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埋火うずみび
炉や火鉢の灰の中に埋めて、火持ちをよくした炭火。表には見えないが、灰の下でぬくもりを保ち続ける火をいう。冬の季語。
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寒月かんげつ
冬の夜空に冴えわたる月。冷たく澄んだ光をいう。冬の季語。
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落葉おちば
散り落ちた木の葉のこと。冬の季語で、葉を落としてゆく木々や、地面に積もった葉の風情を表す。
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枯野かれの
草木が枯れはてた冬の野原のこと。冬の季語で、寂しさの中に静かな美しさを見る言葉。
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寒菊かんぎく
冬に咲く菊のこと。ほかの花が少なくなる季節に咲くことから、冬の季語として寒さの中のけなげさを表す。
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木枯こがらし
晩秋から初冬にかけて吹く、冷たく強い北風のこと。冬の季語で、木の葉を吹き散らして木を枯らすことからこの名がある。
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山茶花さざんか
晩秋から冬にかけて咲くツバキ科の花。冬の季語で、花びらが一枚ずつ散るところが椿との違いとされる。
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霜夜しもよ
霜が降りるほど冷え込んだ夜のこと。冬の季語で、澄んだ寒さと静けさを表す。
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一陽来復いちようらいふく
陰が極まって陽がかえってくることを表す易の言葉で、冬至のこと。冬至を境に日が長くなり始めることから、悪いことが続いたあとに良い方へ向かう意味でも使われる。
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風花かざはな
晴れた日に、風に乗って花びらのように舞う雪のこと。冬の季語で、山に降った雪が風で運ばれてくるものをいう。
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事始めことはじめ
12月13日に正月の準備を始めること。煤払いなどをして年神を迎える支度に取りかかる日とされ、京都では芸妓・舞妓が師匠や世話になった家へ挨拶に回る習わしが知られる。
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霜柱しもばしら
冬の寒い朝、土の中の水分が凍って細い柱のように地表を持ち上げたもの。冬の季語。
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除夜じょや
大晦日の夜のこと。古い年を除く(終える)夜という意味で、寺々では除夜の鐘がつかれる。
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千鳥ちどり
水辺に群れてすむ小さな鳥。冬の季語で、和歌では冬の浜辺や川辺の景物として多く詠まれてきた。
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冬至とうじ
二十四節気のひとつで、一年で最も昼が短く夜が長い日。12月22日頃にあたり、柚子湯に入ったり南瓜を食べたりする風習がある。
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年忘れとしわすれ
年の暮れに、その年の苦労を忘れるために親しい人が集まること。冬の季語で、いまの忘年会にあたる。
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初雪はつゆき
その冬に初めて降る雪のこと。冬の季語で、季節が本格的な冬に入ったことを知らせる。
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冬木立ふゆこだち
葉を落とした冬の木々が立ち並んでいる様子のこと。冬の季語で、飾りを落とした簡素な景色を表す。
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冬籠ふゆごもり
冬の寒さを避けて家にこもって過ごすこと。冬の季語で、静かに春を待つ暮らしを表す。
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夜咄よばなし
冬の夜、日の暮れから始める茶事のこと。手燭や短檠などの灯りのもとで行い、炉の火と灯りの趣を楽しむ。